2018年08月26日

安倍首相、党総裁選出馬を表明ー3選へ注力

安倍晋三首相(自民党総裁、63)は26日午後、訪問先の鹿児島県垂水市で9月の党総裁選(7日告示、20日投開票)への立候補を正式に表明した。

 既に出馬の意向を示している石破茂元幹事長(61)との一騎打ちの構図が固まり、2012年以来6年ぶりの選挙戦となる。首相の政権担当継続の是非や憲法改正の進め方を主な争点に論戦が展開される。

 首相は記者団に、経済や外交分野を中心に5年半余りの政権運営の実績を強調。その上で「あと3年、自民党総裁、首相として日本のかじ取りを担う決意だ」と述べ、連続3選へ支持を訴えた。

 首相はまた、19年に皇位継承、20年に東京五輪・パラリンピックが控えていることなどに触れ、「日本は大きな歴史の転換点を迎える。平成のその先の時代に向け、新たな国造りを進める先頭に立つ」と語った。

 地方での出馬表明は異例。石破氏が農林水産業の活性化など、地方創生を公約の柱に据えたことを意識したとみられる。

 今回の総裁選は、党所属国会議員405人が1票ずつ投票し、党員・党友投票を基に算出される地方票にも同数の405票が割り当てられる。首相の出身派閥である細田派など党内5派閥の支持を得た首相は国会議員票で優位に立っており、比重が増した地方票の行方が焦点となる。
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2018年08月13日

<自民> 首相の改憲案提出発言で 石破氏「党議決定もない」

安倍晋三首相(63)=自民党総裁=は12日、地元の山口県下関市で講演し、憲法改正について「自民党としての憲法改正案を次の国会に提出できるよう、とりまとめを加速すべきだ」と述べ、秋に予定される臨時国会で改憲論議が深まることに期待を表明した。また、「(どう改憲を実現するか)総裁選が、党員の間でしっかり議論を深め、一致団結して前に進むきっかけとなることを期待している」と語り、9月の党総裁選で改憲を争点にする姿勢を改めて示した。

 講演は、産経新聞社の路線に賛同する任意団体「『正論』懇話会」が開催した。首相は、憲法改正について「(自民党)立党以来の党是だ」と改めて指摘。「誰が総裁になろうとも責任を果たしていかなければならない。改正には極めて高いハードルを乗り越える必要がある」と強調した。

 首相は総裁選で、憲法9条第1項(戦争放棄)と第2項(戦力不保持)を維持しつつ自衛隊の存在を明記する改憲案を訴え、党員に支持を広げたい考えだ。これに対し、総裁選で一騎打ちとなることが想定される石破茂元幹事長(61)は9条第2項を削除したうえで、自衛隊を「戦力」と位置付ける改憲案を持論としている。首相は「政治は結果であり、どのように幅広い同意を得て憲法改正を実現するか」と述べ、石破氏をけん制した。

 また、昨年の衆院選で党の公約に掲げた幼児教育や高等教育の無償化について「(人づくりは)国家百年の計。憲法の中にしっかりと書き込んでいくべきだ」と述べた。

 一方、石破氏は12日夜、党憲法改正案の国会提出について「党議決定も何もしていない。もう一回きちんと議論をすることが必要だ」と述べ、さらなる党内議論が必要だとの考えを示した。東京都内で記者団の質問に答えた。

 党憲法改正推進本部は3月、9条第1、2項を維持しつつ自衛隊の存在を明記するなど4項目の改憲案を策定したが、党内の意思決定機関である総務会の了承は得ていない。石破氏は首相が主導する自衛隊明記について「(自衛隊の権限など)『何にも変わらないんだ』という改正をすべきだとは思わない」と慎重な姿勢を示し、「党議決定のプロセスは最低限必要だ」とくぎを刺した。
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2018年08月11日

総裁選へ 安倍首相、石破氏を警戒!行政の信頼回復にー

「6年前と志は変わらない」という安倍首相の11日の発言は、9月の自民党総裁選への事実上の立候補表明といえる。首相は当初、山口県滞在中には総裁選に踏み込まない考えだったが、先に表明した石破氏への対抗意識が、約25分間のあいさつのあちこちににじんだ。

 約300人が出席した自民党山口県連の会合で、首相は、同席した河村建夫衆院予算委員長(山口3区)を「委員長としてまさに公正、公平な判断をいただいている」と評価し、会場の笑いを誘った。石破氏が10日の記者会見で「正直で公正な政治」を掲げたことを踏まえたとみられる。

 そのうえで、学校法人「森友学園」「加計学園」の問題を念頭に「国民の行政に対する信頼を揺るがすさまざまな出来事があった。行政府の長として責任を痛感している」と改めて陳謝した。

 総裁選で首相の政治姿勢に焦点が当たれば、地方の党員を中心に首相への批判票が石破氏に流れかねないと首相サイドは警戒している。高村正彦副総裁はこの日の会合で、経済、外交分野での安倍政権の実績を評価し、「モリ・カケの問題はあれだけ長く詮索されても、首相や周辺で悪いことは何も出てこなかった。安倍首相の力の一つは反省力だ」と擁護した。首相の実弟の岸信夫衆院議員(山口2区)は「当初は総決起大会と銘打って案内し、囲む会という名前に変わったが、われわれの心は変わらない」と訴えた。

 首相を支持する麻生太郎副総理兼財務相も11日、北九州市での講演で、首相とトランプ米大統領との良好な関係を理由に「首相を今代えなければいけないのか。まったく分からない」と述べた。

 一方、石破氏は11日、鳥取県米子市で講演し「米大統領選のように、憲法・外交・安全保障、経済・財政・社会保障、地方創生、党運営で(それぞれ)3時間、徹底した討論をするのが自民党の責務だ」と提案した。現状では国会議員票で劣勢のため、総裁選の論戦を通じて党員票を掘り起こそうと懸命になっている。
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2018年08月07日

竹下派は石破、安倍で分裂

自民党竹下派(平成研究会、55人)会長の竹下亘総務会長は7日、9月の総裁選の対応をめぐり、衆参両院の所属議員とそれぞれ協議した。竹下氏は石破茂元幹事長を推したい考えで、参院側(21人)は石破氏支持の意向を伝えた。衆院(34人)は安倍晋三首相(党総裁)の連続3選支持を求める声が大半で、派内の対応が分かれる見通しとなった。

 参院側会合では、対応を一任され石破氏支持に動く吉田博美参院幹事長が「総裁選で論陣を張り、国民に訴えることが来年の統一地方選や参院選の勝利につながる」と述べた。竹下氏は首相と対決しても「冷遇されることはない」と述べ、石破氏支持をにじませた。

 衆院側の会合には、2日の前回聴取を欠席した議員ら9人が出席し、7人が首相を支持するか評価した。

 竹下氏は8日の臨時役員会で一定の結論を出す考えを示した。7日の記者会見では衆参で支持候補の一本化を目指す考えも示した。ただ、派の方針と異なる行動も認める方針で、竹下氏が石破氏を支持しても派全体では首相支持が上回る可能性がある。

 首相は7日の党役員会で、総裁選後に関し「みんなで力を合わせて挙党一致態勢を作ることが大事だ」と述べた。
posted by Kounai Majima at 20:44 | Comment(0) | 日記