2020年06月29日

ポスト安倍のダークホース河野太郎防衛相

「ポスト安倍」レースで河野太郎防衛相(57)に注目が集まっている。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画の撤回を主導し、世論の評価が高まったからだ。また、有力候補である自民党の岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長が共に決め手を欠く中、ダークホースになる可能性がある。

 つまり、河野氏は25日の党会合で、「本当に取り返しがつかない。申し訳ない。個人的にもバックアップしていきたい」。昨年の参院選で地上イージス配備反対を訴える野党候補に敗れた自民党候補に言及し、涙ぐんだのだった。

 河野氏は15日に地上イージス計画の停止を表明した後、「次の首相」を問う共同通信の20、21日の世論調査で、石破氏の23・6%、安倍晋三首相の14・2%に次ぐ9・2%を記録し、前月の倍以上に伸ばしたことだ。岸田氏は3・3%。毎日新聞の20日の調査でも河野氏は、新型コロナウイルス対応で勢いづく吉村洋文大阪府知事と並んで3位に入ったのである。

 コスト削減を理由に打ち出した地上イージス計画の停止は、党内の反発を招いたものの「国民には決断力があると好意的に受け止められた」(党関係者)。行政改革に熱心で行革担当相を務めたクリーンな印象も重なる。谷垣禎一前幹事長が勝利した2009年の党総裁選に、世代交代を掲げて出馬した経験もある。

 首相の「意中」の岸田氏は国民の人気が乏しく、政権批判を続ける石破氏は党内基盤が弱い。岸田氏と距離を置く菅義偉官房長官は河野氏の手腕を買う。「首相は岸田氏に禅譲できない場合、頭の中に3人の候補がいる。茂木敏充外相と河野氏、菅氏だ」と官邸筋は語る。首相と菅氏は河野氏で一致できる余地がある。
posted by Kounai Majima at 20:22 | Comment(0) | 日記
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