2013年06月18日

「人肉食べる者を支援するな」露大統領、シリア支援を欧米に警告

主要8カ国(G8)首脳会議(ロックアーン・サミット)に出席するため英国を訪問したロシアのプーチン大統領は16日、サミット開幕を前に「シリアの反体制派は殺害した敵の内臓を食べている」と述べ、欧米が「危険な」反体制派を軍事支援しないよう警告した。ロンドンで議長のキャメロン英首相と会談した後の記者会見で語ったもの。

シリア内戦で5月、反体制派メンバーが政権側兵士の遺体から内臓を取り出し口にする様子を映したとされる動画がインターネット上で流れたことがある。

シリア情勢はサミットの焦点となるが、シリアのアサド政権を敵視する欧米と同政権を擁護するロシアの間の溝がサミット前に早くも浮き彫りになった形だ。

会見では、キャメロン氏がアサド政権について「毒ガスで国民を殺している独裁体制を終わらせなければならない」と述べたのに対し、プーチン氏は内戦の責任は政権側だけでなく反体制派にもあると指摘し、「誰に武器を与えようとしているのかよく考えるべきだ」と欧米を牽制した。

アサド政権へのロシアの武器供与については「正統な政権に対するもので、国際法からも問題はない」と強調し、供与の方針を変更しない意向を示した。

そこには、かっての米露対決の姿勢が垣間見られた一幕だった。


posted by Kounai Majima at 08:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際